古地図活用のすすめ!!災害に強い土地の見分け方

どうも!だんご(@iekakeru)です。

皆さんは古地図って見たことありますか?

古いものだと町を俯瞰で見た「絵」のような内容だったりしますが、明治時代以降のものだと、今の街の形と見比べることができて色々な情報がわかるんです。

僕は今の家を選ぶ際、古地図を頼りに住みたい土地が「安全」なのか「危険」なのかをざっくりと判断しました。

今回は、災害に強い土地選びのヒントになる古地図の見方を解説していきます!

この記事の内容

・古地図からわかること、その意味を解説

・便利な古地図サイトを紹介

・地名からわかる土地の特徴も紹介

古地図を読み解く

古地図

昔の使われ方を見ると、注意すべき土地かどうかがわかる

古地図からわかるのは、「昔その場所がどんな使われ方をしていたか」ということです。でもそれだけではありません。

100年前にすでに住宅があった

⇒今も同じように住宅がある

このような土地であれば、災害に対してはある程度強いと考えられます。

幾度の災害を経験してもなお、そこに住んでいられるってことですからね。

一方で、

100年前に住宅がなかった

⇒今は住宅がある

このような土地は少し注意した方がいいかもしれません。

その中でも特に注意すべきはこんな土地です。

  • 海や川を埋立てた土地
  • 田んぼだった土地
  • 山などの斜面地を加工した土地

1つずつ解説していきます。

①海や川を埋立てた土地

こういった土地は地盤が弱く、地盤沈下や液状化の恐れあります。

地盤が変形することで建物が傾く可能性も出てきます。

そうならないように建物の基礎は頑丈に作られていますが、今後大地震が起きればどうなるかはわかりません。

また、埋立地は海に近いため水による被害も想定されます。

・地盤沈下:土地が陥没するなどして沈むこと

・液状化:地震の振動などにより地面の中が液状(泥水のようなイメージ)になること

②田んぼだった土地

水分を多く含むため軟弱です。

また田んぼは川の近くに位置していることが多いため、そこに建てられた住宅は水の被害に注意が必要です。

③山などの斜面地を加工した土地

山などの斜面地に手を加えた場合、特に切り土と盛り土が混在するときには、地盤の強さが一定ではない土地が出来上がることがあります。

1つの土地の中で強い場所・弱い場所ができると、弱い場所に向かって建物が傾く可能性があります。

・切り土:斜面地などを切り崩して平らな土地をつくること

・盛り土:斜面地などに土を盛って平らな土地をつくること

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このような土地は災害に弱い傾向があるため注意が必要です。

こういった土地を選ばないためにも、古地図は大いに役立つんです!

時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」

ここでめちゃくちゃ便利なサイトをご紹介。

この「今昔マップ on the web」では、現在の地図(右)と年代別の古地図(左)を並べて見ることができます。

スマホでも利用可能です!

画像は東京湾周辺の地図ですが、これを見ると約100年前まで広い範囲が海だったことがわかりますよね。

上でも説明した埋立地にあたりますが、オーシャンビューの高層マンションがたくさん建つ人気のエリアでも、不安要素は抱えていることになります。

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拡大していくと地図記号も書いてあるので、詳しい昔の土地の使われ方がわかります!

古地図の他に、現在の地図(左)と標高図(右)を見比べるなんてことも可能です。
標高が低い土地ほど津波や大雨の被害が出やすいので、一度ご自身が住んでいる場所について見ておくといいと思います。

地名にも土地の特徴を知るヒントが!

地名

土地に関するヒントは、地名にも隠されています。

それは何かというと、地名に使われている「漢字」。

全てに当てはまる訳ではありませんが、災害に対する土地の強さ・弱さを知るヒントになるので、参考程度に知っておくと便利かもしれません。

「氵(さんずい)」のつく地名は水に関係している

「池」「深」「江」「浜」「洲」「津」などなど。水の近く、または水に関係する場所に使われます。

近くに大きな池があったなど、昔の土地の状況が字として残っているんですね。
水に関係する土地ではやはり「水害」に注意が必要です。

「谷」のつく地名は標高が低い

「渋谷」なんかがそうですよね。

谷状の地形で周辺の街よりも低い位置にあるのが特徴です。そのため、渋谷では「地下鉄」の電車が地上を走っていたりします。

低い土地の場合、大雨の際に水の溜まり場になりやすいです。

「丘」「岡」のつく地名は丘陵地や高台にある

字の通り高い場所に位置していることを表しています。
地盤が固く、水害などに強いのが特徴です。

ただし、「〇〇ヶ丘」といったニュータウン系によくある地名は、「良いイメージ」を与えるために土地の特徴とは関係なくつけられている場合もあるので注意。

「寺」のつく地名は古い街であることが多い

その地にあるお寺の名前にちなんだ「寺」のつく地名は、昭和の宅地開発ラッシュよりも前に成立していた場合が多く、古い街であると言えます。

例外はありますが、寺社は高台に建っていることが多いため、その周辺は災害にも強いとされています。

古くから生き残っているという点でも評価されるのかもしれません。

他にもその土地の特徴を表した地名はたくさんあります。

発音だけが引き継がれて全く違う漢字が充てがわれている場合もあるので、皆さんが住んでいる場所、気になる場所があればぜひ由来を調べてみてください!

さいごに

「古地図」と「地名」が教えてくれる土地のヒントについて見てきました。

最終的に住む場所を決めるときには、自治体が発行している「ハザードマップ」を見ることも重要です。

ただ、その前段階の「どの地域に住もうかな」といった段階では、土地の特徴を知れるのでとても役立つと思います。

みなさんも良かったらぜひ活用してみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ーだんごー

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